「フロレス原人」の上腕骨発見 人類化石で最小、東大チーム
![見つかったフロレス原人の上腕骨化石](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024080601002339.-.-.CI0003.jpg)
インドネシア・フロレス島の約70万年前の地層で見つかった化石が、小型人類として知られる「フロレス原人」の上腕骨の一部と確認されたと、東京大総合研究博物館の海部陽介教授(人類進化学)らの国際チームが6日、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。これまでに世界各地で見つかった人類化石の中で最小サイズという。
チームによると、上腕骨は長さ約9センチで2013年に発見。全体では20センチ余りで身長は約100センチと推定した。約6万年前の地層から既に見つかっていた別のフロレス原人より6センチ低い。
フロレス原人は現生人類のホモ・サピエンスが出現した5万年前ごろ姿を消した。
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