イラン、報復に理解要請へ 7日のイスラム協力機構で

共同通信 2024年8月6日 10:23
 5日、テヘランでロシアのショイグ安全保障会議書記(左)と会談するイランのペゼシュキアン大統領(イラン大統領府提供、ゲッティ=共同)
 5日、テヘランでロシアのショイグ安全保障会議書記(左)と会談するイランのペゼシュキアン大統領(イラン大統領府提供、ゲッティ=共同)

 【テヘラン、エルサレム共同】イスラエルに対する報復攻撃にアラブ諸国の理解と支持を求めるため、イランがイスラム協力機構(OIC)の会合開催を要請したことが分かった。外務省報道官が5日の記者会見で明らかにした。OICはサウジアラビアで7日に緊急外相級会合を開く。同報道官は「世界は処罰を支持しなければならない」と訴えた。

 米メディアによるとブリンケン国務長官は、イランの報復攻撃が早ければ5日か6日にも実施されるとの見方を示していたが、攻撃開始は7日以降にずれ込む可能性が出てきた。

 イランのペゼシュキアン大統領は5日、首都テヘランを訪問したロシアのショイグ安全保障会議書記(前国防相)との会談で、イスラエルは「犯罪への報いを確実に受ける」と述べ、報復する意向を改めて誓った。

 ブリンケン氏は5日、カタールのムハンマド首相兼外相、エジプトのアブデルアティ外相と電話会談し、イランにイスラエルへの報復攻撃自制を呼びかけるよう求めた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧