民主党、副大統領候補選び大詰め ハリス氏近く最終面接へ
![米ペンシルベニア州のシャピロ知事=1月、ペンシルベニア州ブルーベル(AP=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024080301001020.-.-.CI0003.jpg)
![ケリー米上院議員=6月、ホワイトハウス(AP=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-08PN2024080301001021.-.-.CI0003.jpg)
【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補指名が確定したハリス副大統領(59)の副大統領候補選びが大詰めを迎えている。複数の候補者と近く面接して最終決定し、6日に激戦州、東部ペンシルベニア州で開く選挙集会でそろって登壇する計画だ。
AP通信によると、同州のシャピロ知事(51)、アリゾナ州選出のケリー上院議員(60)の2人が最有力とみられている。ブティジェッジ運輸長官(42)、ケンタッキー州のビシア知事(46)、ミネソタ州のワルツ知事(60)、イリノイ州のプリツカー知事(59)の4人を含む計6人が面接対象になっている。
シャピロ氏は重要州ペンシルベニアで人気があり、選挙の強さに定評がある。1960年の大統領選で民主党候補だったケネディ氏は副大統領候補に大票田のテキサス州出身のジョンソン氏を起用し、同州を制した。ハリス陣営が成功例に倣おうとする可能性がある。
ケリー氏は元宇宙飛行士で知名度は高いが、副大統領になれば民主党と共和党の議席数が拮抗している上院で議席を失う懸念がある。