柔道ウルフ、V2ならず 卓球平野は準々決で敗退

共同通信 2024年8月2日 02:02
 男子100キロ級敗者復活戦でスペイン選手に敗れたウルフ・アロン=パリ(共同)
 男子100キロ級敗者復活戦でスペイン選手に敗れたウルフ・アロン=パリ(共同)
 女子78キロ級3位決定戦 ポルトガル選手と対戦する高山莉加=パリ(共同)
 女子78キロ級3位決定戦 ポルトガル選手と対戦する高山莉加=パリ(共同)

 【パリ共同】パリ五輪第7日の1日、柔道の男子100キロ級でウルフ・アロン(28)=パーク24=が準々決勝で敗れて2連覇はならなかった。敗者復活戦でも負け、メダルを逃した。女子78キロ級の高山莉加(29)=三井住友海上=は敗者復活戦から3位決定戦に進んだ。フェンシング女子フルーレ団体の日本は準決勝で敗れ、カナダとの3位決定戦に回った。陸上男子20キロ競歩で前回銀の池田向希(26)=旭化成=は7位。古賀友太(25)=大塚製薬=は8位だった。

 バドミントン女子ダブルスの志田千陽(27)松山奈未(26)組=再春館製薬所=は準決勝へ進んだ。卓球女子シングルスの平野美宇(24)=木下グループ=が準々決勝で敗れた。

 バスケットボール女子1次リーグで前回銀の日本はドイツに敗れ、2戦全敗となった。バレーボール女子は1次リーグ第2戦でブラジルに負け、2連敗を喫した。

 ウルフ・アロンの話 最後は投げ切って終わりたかった。東京五輪後に一度はやめようとしたけど、この舞台に戻ってくることができて良かった。集大成にしたい大会だったので、心残りはある。

 池田向希の話 2大会連続のメダルを第一の目標に取り組んできたので悔しい。ラスト5キロの勝負になると読んでいて、準備はできていたけど、上位の選手と比べると力不足だった。

 平野美宇の話 今までの自分だったら0―3で折れていた。挽回することができて良かったけど、最後に思い切って1点を取ることができなくて悔しい。後悔はないけど、メダルを取るまでには(力が)足りなかった。団体に生かすしかない。

 恩塚亨・女子日本代表監督の話 選手たちはベストを尽くしてくれた。苦しい時間帯も、日本のバスケをやるんだと強い気持ちで戦い抜いてくれた。その選手たちを勝利に導けず責任を感じている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「スポーツ」記事一覧