何でもかなうサポート態勢 岡を支えた名門徳洲会
体操男子の個人総合で金メダルを獲得した岡慎之助にとって転機となったのが、高校時代から社会人で体操の名門、徳洲会に入った決断だ。専属のコーチやトレーナー、栄養士に加え、医療法人のチームとあって病院との連携もサポートに含まれる。2022年に右膝前十字靱帯を断裂した際も、的確な治療が早期復帰につながった。「何でもかなうディズニーランド」と表現する体操関係者もいるほど手厚い。
07年の全日本選手権で団体総合5連覇を達成して以降、低迷していた徳洲会を米田功監督が立て直した。競争意識を植え付ける狙いで2軍制を導入。自身も04年アテネ五輪団体金メダリストの肩書だけでは「説得力がない」と、改革を題材に6年がかりで経営学修士(MBA)を取得した。
大学のトップ選手が社会人チームに進むのが主流な中「それでは伸び盛りの選手を最高の環境で指導できない」と分析。通信制の学校と連携し、岡は練習に集中できた。
五輪前にはフランス製器具を購入して神奈川県の拠点に配備。慣れ親しんだ日本製との違いを把握でき、岡の快挙を後押しした。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「スポーツ」記事一覧-
今永が12勝目、鈴木2安打 カブス継投で無安打無得点
共同通信 -
今永12勝目、継投で無安打無得点試合
共同通信 -
カブス今永が7回を無安打無失点で降板
共同通信 -
大谷、試合前にブルペンで15球 投球後は古巣スタッフらと談笑
共同通信 -
ムホバ、ペグラら4強へ 全米テニス第10日
共同通信 -
デュプランティスが10秒37 棒高跳び五輪金、100m走で
共同通信 -
山本、11日にメジャー復帰 ドジャース、本拠地でのカブス戦
共同通信 -
テニス、坂本が8強入り 全米OPジュニア
共同通信 -
開会式登場の気球型聖火台を公開 パリ・パラリンピック
共同通信 -
メッツ千賀、負傷後初のブルペン 今季中の復帰目指す
共同通信