台湾側、中国漁船の遺族に見舞金 中台合意、金門島での転覆事故

共同通信 2024年7月30日 21:26
 台湾・金門島、中国
 台湾・金門島、中国

 【台北共同】台湾離島の金門島周辺で2月に台湾当局が追跡していた中国漁船が転覆し2人が死亡した事故の処理を巡り、中台当局者らが金門島で30日協議し、台湾側から遺族への見舞金の支払いなどで合意した。台湾当局が発表した。

 事故後、中国海警局は金門島周辺でパトロールを常態化させ、台湾船の拿捕や臨検を実施して圧力を強化してきた。協議の結果を受け、事故で高まった緊張が緩和に向かうかどうかが焦点となる。

 台湾で対中政策を主管する大陸委員会は30日、中台双方が文書に署名し、中台間の「争いは終わった」と強調。事故は「個別の偶発的な事件」だったとし、同様の事故が起こらないよう全力で取り組むと訴えた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧