四国電力、純利益が過去最高 4~6月期、伊方原発の高稼働で
四国電力が30日発表した2024年4~6月期連結決算は、純利益が前年同期比約2倍の240億円で、同期として過去最高となった。伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が期間中は休まずに稼働し、降水量が多く水力発電も活発だった。売上高は3・2%増の1868億円。
原発が高稼働になれば電力会社の利益を押し上げる構造になっている。伊方原発は19日から定期検査に入り、9月末まで運転停止する予定。高松市で記者会見した宮本喜弘社長は、9月中間決算について「停止に加え、国際情勢や外国為替の影響を受ける燃料価格の先行きが不透明だ」と述べ、収支が悪化するとの見方を示した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「経済」記事一覧-
サンマ、来遊量は昨年並み低水準 小ぶり、水産庁が漁期の見通し
共同通信 -
資生堂の魚谷会長CEOが退任へ 助言役に、後任は藤原氏
共同通信 -
コメ在庫が過去最少、高値の懸念 156万トン、前年比2割減
共同通信 -
ユーロ圏GDPは0・3%増 4~6月、2期連続プラス
共同通信 -
円安進行、一時155円台 日米金利差の拡大観測
共同通信 -
日韓主導で供給網の危機対応へ IPEFに協力機構発足
共同通信 -
電気ガス代、8月は全社値下がり 前月比、政府の補助金復活で
共同通信 -
ユーロ圏GDP24年4~6月期0・3%増
共同通信 -
IPEF危機対応ネットワーク、日韓主導に
共同通信 -
ANA、売上高過去最高 4~6月期、訪日需要増
共同通信