開会式演出への非難に陳謝 五輪組織委、侮辱の意図は否定
【パリ共同】パリ五輪組織委員会のデカン広報部長は28日の記者会見で、開会式の演出にキリスト教関連団体などから非難の声が出ている問題について、いかなる宗教をも侮辱する意図はなかったとした上で「不快に取られたとすれば本当に申し訳ない」と陳謝した。
問題の場面では、派手な女装の「ドラァグクイーン」らがレオナルド・ダビンチの名画「最後の晩餐」のパロディーを演じたとして、世界中から非難が相次いだ。
最後の晩餐はキリストが処刑される前夜の弟子たちとの夕食風景を描いた。フランス司教協議会は「キリスト教徒を嘲笑する場面が含まれ、遺憾だ」との声明を出した。
一方、開会式の芸術監督トマ・ジョリ氏は28日、地元テレビで「最後の晩餐から着想を得たのではなく(ギリシャ神話の)オリンポス山の神々に関連する異教徒の祝祭がアイデアにあった」と説明。「(キリスト教徒を)嘲笑する意図はなかった」と強調した。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「スポーツ」記事一覧-
ラグビー元代表、審判で参加 桑井さん「五輪に戻れて幸せ」
共同通信 -
柔道女子、素根輝「目標は金」 2連覇へ集中力高める
共同通信 -
山本、来月3日ブルペンへ 右肩腱板損傷で離脱中
共同通信 -
千賀、60日間のILに移行 左脚重症で今季絶望も
共同通信 -
角田16位、ハミルトンV F1ベルギーGP決勝
共同通信 -
性犯罪歴の選手、五輪出場が物議 男子ビーチバレーのオランダ代表
共同通信 -
松田、五十嵐ら3回戦進出 サーフィン・28日
共同通信 -
サーフィン男子のオレアリーが3回戦進出
共同通信 -
日本が終盤に逆転で初勝利 サッカー女子・28日
共同通信 -
フェンシング加納、個人で初の金 競泳400個人メドレー松下が銀
共同通信