阿部詩、衝撃の一本負けに号泣 コーチの胸にしがみつき
![女子52キロ級2回戦でウズベキスタン選手に敗れ、絶叫して悔しがる阿部詩。右は平野幸秀コーチ=パリ(共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024072801001323.-.-.CI0003.jpg)
![女子52キロ級2回戦 ウズベキスタン選手(右)に敗れ、頭を抱える阿部詩=パリ(共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024072801001322.-.-.CI0003.jpg)
![女子52キロ級2回戦でウズベキスタン選手に敗れ号泣する阿部詩。左は平野幸秀コーチ=パリ(共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024072801001317.-.-.CI0003.jpg)
兄妹での連覇を目指した柔道女子52キロ級の阿部詩が、衝撃の敗退を喫した。初戦を難なく退けた2回戦。途中、技ありを取って有利に進めていたが、残り1分を切った終盤に逆転の一本負け。ぼうぜんとした様子で畳を下りるとその場に崩れ落ち、コーチの胸にしがみつき、大号泣した。
しばらくその場を動けなかった阿部。場内からは「ウタ、ウタ」のコールと拍手が響き、コーチに体を預けながら場外に。取材を受ける「ミックスゾーン」には海外メディアも含めて多くの記者が待ち受けたが、担当者が「今は取材を受けられる状態ではない」とコメントした。(共同)