トランプ氏「仮想通貨超大国に」 現政権を批判、業界票獲得狙い

共同通信 2024年7月28日 10:30
 米テネシー州ナッシュビルで開かれた暗号資産「ビットコイン」のイベントで演説するトランプ前米大統領=27日(AP=共同)
 米テネシー州ナッシュビルで開かれた暗号資産「ビットコイン」のイベントで演説するトランプ前米大統領=27日(AP=共同)

 【ナッシュビル共同】米大統領選の共和党候補トランプ前大統領は27日、米南部テネシー州で開かれた仮想通貨「ビットコイン」のイベントで、米国を「ビットコイン超大国にする」と述べた。規制してきたバイデン政権を「仮想通貨に激しい戦争を仕掛けてきた」と批判。業界票獲得を狙い「ビットコインを支援する大統領になる」と強調した。

 トランプ氏はかつて仮想通貨を「詐欺だ」と非難したが、大統領選を前に推進派に転身。公約となる共和党綱領では「民主党による違法で非米国的な仮想通貨の取り締まりを終わらせる」とし、支援姿勢を鮮明にした。

 トランプ氏はイベントで「米国とビットコインをこれまで以上により良く、より強くする」とアピールした。厳しく取り締まってきた米証券取引委員会のゲンスラー委員長を「大統領就任初日に解任する」と話すと、ひときわ大きな歓声が起きた。

 同氏のスローガン「米国を再び偉大にする」と書かれた赤い帽子で参加した起業家のエブリン・ブレーディーさん(34)は「規制を撤廃し、政府が介入しないようにしてほしい」と話した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧