木次線「路線維持は社会的約束」 島根知事、JR西に廃線をけん制

共同通信 2024年7月27日 16:22
 インタビューに応じる島根県の丸山達也知事
 インタビューに応じる島根県の丸山達也知事

 島根県の丸山達也知事(54)が27日までにインタビューに応じた。県内を走る木次線の一部区間の在り方を沿線自治体と協議したいとするJR西日本に対して「受け継いだ路線を(JR西が)維持していくのが社会的な約束だ」との認識を示し、廃線の動きをけん制した。

 分割民営化に伴い旧国鉄の債務24兆円は、1998年、国の一般会計に承継された。丸山氏は、JRの路線存廃に「私鉄と同じ単純な経営問題と考えるのはおかしい」と指摘。JR西は木次線の議論では廃線を前提としないとしており「そういう受け止めで対応を検討する」と語った。

 丸山氏は、経団連が昨年発表した2024年度税制改正に関する提言にも言及。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧