パリ五輪、セーヌ川で開会式 雨の中、約6キロを船上パレード

共同通信 2024年7月27日 04:31
 パリ五輪の開会式で、セーヌ川を船でパレードする日本選手団。(手前左から)旗手の江村美咲、半井重幸=26日、パリ(共同)
 パリ五輪の開会式で、セーヌ川を船でパレードする日本選手団。(手前左から)旗手の江村美咲、半井重幸=26日、パリ(共同)
 パリ五輪の開会式を前に、船上で記念撮影するバレーボール女子日本選手ら=26日、パリ(ゲッティ=共同)
 パリ五輪の開会式を前に、船上で記念撮影するバレーボール女子日本選手ら=26日、パリ(ゲッティ=共同)

 【パリ共同】第33回夏季オリンピック・パリ大会は26日(日本時間27日)、市中心部のセーヌ川で開会式が行われ、開幕した。パリでの五輪は100年ぶり3度目。ウクライナや中東の戦禍で世界の分断が進む中、「広く開かれた大会に」をスローガンとして掲げた「平和の祭典」に、日本からは海外の五輪では史上最多の409選手が参加する。

 開会式は夏季五輪で初めて競技場外で実施された。ブレイキン男子の半井重幸(22)=ダンサー名・SHIGEKIX、第一生命保険=とフェンシング女子の江村美咲(25)=立飛ホールディングス=が旗手を務めた日本など各国・地域の選手団は雨の中、約6キロにわたって船に乗ってパレードした。

 警察や憲兵隊約4万5千人が投入され、厳重な警備でテロなどの警戒に当たった。フランス国内では25日夜から26日朝にかけ、高速列車TGVの路線網に大規模な破壊行為が発生。緊迫した状況で開会式が行われた。

 史上初めて出場枠の男女同数が実現した大会は32競技、329種目を実施。200以上の国・地域や難民選手団を合わせ、約1万1千人の選手が、8月11日まで17日間、熱戦を繰り広げる。

 日本は国外開催の五輪では最多となる金メダル20個を目指す。

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