非公開氏名誤って裁判長読み上げ 高松高裁「不注意だった」

共同通信 2024年7月26日 21:20

 交際していた男性から暴力を受けたと主張する原告女性が慰謝料を求めた民事訴訟の控訴審で、高松高裁の裁判長が26日、判決言い渡しの際、非公開を希望する女性の氏名を誤って読み上げた。高裁は取材に「裁判長の不注意だった」とミスを認め、女性側に謝罪したと明らかにした。

 女性の代理人弁護士は取材に「読み上げたことは誠に遺憾だが、謝罪を受け入れる方向だ」と話している。

 高裁や女性の代理人弁護士によると、裁判長が26日午後、判決を言い渡す際、事件番号と一緒に女性の氏名を読み上げた。女性側は氏名について閲覧制限を申し立てており、非公開を希望していた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧