大統領警護隊、トランプ氏負担に 暗殺未遂2週間、動機不明

共同通信 2024年7月26日 19:22
 トランプ前米大統領の暗殺未遂事件が起きた現場の空撮=22日、米ペンシルベニア州バトラー(AP=共同)
 トランプ前米大統領の暗殺未遂事件が起きた現場の空撮=22日、米ペンシルベニア州バトラー(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領の暗殺未遂事件から27日で2週間を迎える。容疑者の足取りが明らかになる一方で動機は不明のまま。大統領警護隊(シークレットサービス)の失態の背景には、大統領退任後も頻繁に集会を開くトランプ氏の警護が大きな負担となっていた事情も浮かび上がる。

 事件が発生する約2時間前の13日午後3時50分ごろ、トランプ氏の集会会場から200メートルほど離れた周辺をドローンが飛んでいた。11分間にわたり空中から送られた映像を見つめていたのはトーマス・クルックス容疑者(20)。連邦捜査局(FBI)のレイ長官らの証言によると、警護隊が気付いていた気配はない。

 会場に入らずにうろつく容疑者に地元警察が気付いたのは事件の約1時間前。約25分前に距離計測器をのぞき込む姿を警察官が目撃し、捜索が始まった。警察官が建物の屋根によじ登り、容疑者を発見したものの銃口を向けられ避けると数秒後、その銃口はトランプ氏に火を噴いた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧