100年前五輪選手の功績紹介 パリ出場納戸さん、福岡で

共同通信 2024年7月20日 05:07
 納戸徳重さんが1924年のパリ五輪に出場した際に撮影されたものとして展示されている写真=5月、福岡県久留米市
 納戸徳重さんが1924年のパリ五輪に出場した際に撮影されたものとして展示されている写真=5月、福岡県久留米市

 7月26日に五輪が開幕するパリは、100年前の五輪の舞台でもあった。1924年大会に陸上日本代表で出場し、後に九州一周駅伝(2013年終了)の創設に尽力した納戸徳重さんの記念品が出身地福岡県久留米市の体育館で展示されている。寄贈した孫の吉徳さんは「久留米から100年前の五輪出場選手が出たことを知ってほしい」と話している。

 東京高等師範学校(現筑波大)の学生だった納戸さんは400、800メートルと十種競技に参戦した。同じ大会には、12年ストックホルム大会で日本初の五輪マラソン選手となった金栗四三さんも出場。2人が関わり、52年に創設された九州一周駅伝は「駅伝王国九州」の礎となった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧