米新型ICBM開発遅れの見通し 費用増大、中ロ核戦力増強で懸念

共同通信 2024年7月9日 15:38

 【ワシントン共同】米国防総省は8日、開発中の新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「センチネル」の費用が当初見込みより増大し、計画に数年の遅れが出る見通しだと明らかにした。中国やロシアが核戦力を増強する中、1970年代に配備された米軍のICBM「ミニットマン3」の老朽化が指摘されており、新型開発の遅れは懸念を呼びそうだ。

 ICBMは、戦略爆撃機、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)と合わせ、トライアドと呼ばれる核の3本柱の一つ。

 国防総省によると、センチネルは国家安全保障に必要不可欠であり、低予算で同様の能力を提供できる代替手段がないなどの理由から開発計画の継続が認められた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧