長崎・対馬でクラゲ大幅増 15年ぶり水準、拡大懸念も

共同通信 2024年7月8日 17:09

 水産庁は8日、漁業被害をもたらすエチゼンクラゲが長崎県の対馬沿岸で大幅に増えていると発表した。2日の目視調査では韓国側の海域に2113匹、九州側に616匹が確認された。1回の調査で2千匹を超えるのは大量発生した2009年以来15年ぶりの水準で、水産庁は漁業者に対し今後の発生情報に注意するよう呼びかけている。

 周辺海域を調査した水産研究・教育機構によると、クラゲの一部は8月中旬に能登半島へ、9月下旬に津軽海峡へ到達する懸念がある。6月24日には長崎県対馬市の定置網に比較的小さいクラゲ約2千匹が入る被害が確認されている。

 エチゼンクラゲは成長すると、直径1~2メートルほどになる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧