世界平均気温、6月も史上最高に 13カ月連続、EU機関が発表
![イタリア・ローマの円形闘技場遺跡コロッセオ周辺に設置された扇風機の前に立つ人たち=6月21日(ロイター=共同)](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024070801000585.-.-.CI0003.jpg)
【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は8日、今年6月の世界平均気温が16・66度で、6月としては1940年からの観測史上最高だったと発表した。これまで最高だった2023年を0・14度上回った。その月としての記録を更新するのは昨年6月から13カ月連続となった。
産業革命前と同程度とされる1850~1900年の6月の推定平均気温と比べ1・5度高かった。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では年ごとの変動を除いた世界の平均気温の上昇幅を1・5度に収めることが目標だが、達成は難しい状況になっている。
RECOMMEND
あなたにおすすめNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
女川原発、再稼働11月に延期 東北電力、仮設倉庫の撤去遅れ
共同通信 -
帯状疱疹、65歳に定期接種 厚労省部会、ワクチン支援で案
共同通信 -
コスモス国際賞に英博士 生物保全科学の先駆者
共同通信 -
JR東海社長、水位低下で釈明 「原因究明考えた」、リニア工事
共同通信 -
規制委、東電と意見交換 デブリ取り出し安全確保で
共同通信 -
知床基地局を整備する影響照会 ユネスコ、日本政府に
共同通信 -
有人気球で高度2万メートル到達 宇宙遊覧目指す北海道内企業
共同通信 -
情報収集衛星、9月に打ち上げ H2Aロケット49号機
共同通信 -
公表前、調査考えずとJR リニア工事、水位低下巡り
共同通信 -
プルトニウム、44・5トン保有 23年末、日本の国内外総量
共同通信