江津湖の魅力、デジタル発信 熊本市サイト開設、QRコード掲示 散策コース紹介、クイズも
熊本市は5月から、水前寺江津湖公園の歴史や施設などをデジタル端末上の地図で紹介するサイト「Ezukoナビ」を始めた。公園の見どころを集約して発信し、観光客や市民に知ってもらう狙い。事業費は588万4千円。
ナビに接続できるQRコードを江津湖周辺の21カ所に掲示。「上下江津湖周遊コース」や「サイクリングコース」など散策に適した6コースの紹介もあり、道中の施設、公共交通機関などが現在地とともに分かる仕組み。
公園内の紹介、熊本県立図書館や動植物園などの施設情報のほか、生息する希少な動植物の写真も見ることができる。明治末期から昭和初期の江津湖の写真もあり、市花とみどり協働課は「写真と同じ場所に立って、今の風景と比べてみてほしい」としている。
QRコードを読み込むと参加できるクイズ(6カ所)とスタンプラリーも始めた。スタンプラリーはイベントや環境教育用として、QRコードの付いた看板を10基貸し出し、ラリーに利用してもらう。
英語、中国語、韓国語にも対応しており、同課は「海外の人も含め、広い江津湖の魅力を知ってほしい」としている。(諌山美羽)
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