NY株小幅反落、23ドル安 米景気懸念で売り優勢
![ニューヨーク証券取引所](/sites/default/files/images/newspack/2024-07PN2024070401000127.-.-.CI0003.jpg)
【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小幅反落し、前日比23・85ドル安の3万9308・00ドルで取引を終えた。米景気の先行きを懸念した売り注文が優勢となった。
米サプライ管理協会が発表した6月の非製造業景況調査で総合景況指数が市場予想を下回り、景気低迷で企業業績が悪化することが懸念された。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ開始を期待した買いも入り、下値は限られた。この日は午後1時までの短縮取引で市場参加者が少なかった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続伸し、159・54ポイント高の1万8188・30。