英語学習、クイズやゲームで楽しく 熊本市の熊本北高生が小学生に授業
熊本市北区の熊本北高の生徒42人が6月25日、同区の龍田小で6年生93人にクイズやゲームを交えて英語を教えた。同高が児童に英語を教えることで、互いの英語力を高めようと初めて企画した。
高校生と小学生は4班ずつに分かれ、英語で自己紹介。和製英語の正しい名称を当てるクイズでは、題材の「エアコン」について、児童たちは「エアーは分かるけど、コンは何だろう」と考えこんでいた。
頭上に掲げたボードに記した言葉を、周りからの英語のヒントを頼りに導き出すゲームでは、高校生らが積極的に発言して解答する児童を手助けした。
英語教諭を目指す同高英語科2年の男子生徒は「将来、先生として子どもたちに英語を教える想像ができ、良い経験になった」と話した。
今後、英語部の生徒が中心となり、近隣小学校の児童を放課後に預かる育成クラブで英語学習を支援する。(諌山美羽)
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