米中距離ミサイル装置、なお比に 9月まで維持、中ロ反発

共同通信 2024年7月2日 22:19
 4月4日、米ワシントン州の基地で、C17輸送機に積み込まれる中距離ミサイル発射装置(米陸軍提供、共同)
 4月4日、米ワシントン州の基地で、C17輸送機に積み込まれる中距離ミサイル発射装置(米陸軍提供、共同)

 【マニラ共同】フィリピン陸軍のデマアラ報道官は2日、米軍が4月に初展開した中距離ミサイル発射装置がまだ国内に残されており、9月に米国へ戻す計画だと共同通信に明らかにした。中国は撤去を強く要求、ロシアも核兵器搭載が可能な中距離ミサイルを生産・配備する対抗措置を発表していた。

 米ロ間では中距離核戦力(INF)廃棄条約が2019年に失効、中距離ミサイルの地上配備の規制がなくなり、軍拡が進んでいる。

 同発射装置は米軍がフィリピン軍との演習「サラクニブ」第1部で、米本土からC17輸送機で15時間余りかけて輸送し、4月11日にルソン島北部に展開した。

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