暴行米兵の引き渡し要請せず 外務省、捜査に協力的理由と説明

共同通信 2024年7月2日 17:21
 外務省
 外務省

 社民党の福島瑞穂党首は2日、在沖縄米兵による2件の性的暴行事件に関する抗議文を外務省に提出した。外務省は昨年12月の少女誘拐暴行事件に関し、米側が捜査に協力的だったため、起訴前に身柄の引き渡しを求めなかったと説明した。福島氏が記者団に明らかにした。

 日米地位協定は凶悪犯罪の場合、日本側の起訴前の引き渡し要請に対し「米国は好意的な考慮を払う」と定める。外務省は凶悪犯罪に当たるとの見解を示す一方、要請はしなかったという。

 福島氏は、岡野正敬外務事務次官が3月にエマニュエル駐日米大使に再発防止の徹底を申し入れた重大事案にもかかわらず「県民も国民も知らなかったのは本当に問題だ」と指摘した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「政治」記事一覧