強打と確実性両立が目立つ大谷 昨季から「意識改革」とコーチ

共同通信 2024年7月2日 15:02
 試合前、ドジャース・大谷(左)と話すホワイトソックスのテムズ打撃コーチ=6月24日、シカゴ(共同)
 試合前、ドジャース・大谷(左)と話すホワイトソックスのテムズ打撃コーチ=6月24日、シカゴ(共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷は1日は試合がなく、2日からダイヤモンドバックス戦に臨む。85試合を終えて26本塁打、打率3割1分6厘はともにナ・リーグトップ。日本選手初の本塁打王を獲得した昨季も初の打率3割に達しており、強打と確実性の両立が目立つ。

 昨季エンゼルスで打撃コーチを務め、大谷を見守った現ホワイトソックスのテムズ打撃コーチはボール球にバットが止まるようになったと証言する。「打者有利なカウントから無理に球を追わなくなった。彼の中での意識改革だった」と解説。2球で2ボールになった後の打率がその変化を示しており、22年は2割8分3厘だったが、昨季は3割6分8厘に上昇、今季は4割1分9厘を記録する。

 大谷の練習量が多いことは知られているが、同コーチが驚いたのはその質の高さだったという。「常に極限の集中力で練習をこなしていた。だから、試合に楽に臨めていた」。室内で試合前に打ち込むのは約15分間。短時間でも単に振り込むのではなく、1球ごとに最低20秒は間を置いて呼吸を整えていた。

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