「震災の象徴」遺構保存 宮城・南三陸旧防災庁舎
![宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎=6月](/sites/default/files/images/newspack/2024-06PN2024070101000086.-.-.CI0003.jpg)
東日本大震災の津波で町職員ら43人が犠牲になった宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎は1日、県から町に所有権が移され、町が管理する「震災遺構」となった。鉄骨3階建て(高さ約12メートル)が骨組みだけの姿となり、津波の猛威をまざまざと示す「震災の象徴」とも呼ばれた旧庁舎。今後は恒久保存され、防災の教訓を後世に伝え続ける役割を担う。
旧庁舎は震災後、「見ると思い出してつらい」という遺族らの声を踏まえ解体するか、震災伝承のため保存するかで揺れた。町はいったん解体方針を示したが、2015年、所有権を県に移し、時間をかけて議論することで県と町が合意。解体は見送られた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
就職氷河期174人採用へ 国家公務員中途試験
共同通信 -
未解決4事件の懸賞金延長 東京・八王子3人射殺など
共同通信 -
無人ベビーカーと電車接触 平井駅構内、強風で線路に転落
共同通信 -
教え子女子の体触った疑い、兵庫 塾経営者の63歳男逮捕
共同通信 -
いじめ対応、意図的回避 旭川凍死、自殺との因果関係認定
共同通信 -
小学生にバット投げつけか 野球で腹立て、児童けが
共同通信 -
1日は全国的に大雨警戒 前線影響で大気不安定
共同通信 -
紀子さま、がん患者に拍手 チャリティーコンサート
共同通信 -
自衛隊統合司令部、米軍と一体化 7月1日で発足70年
共同通信 -
「ピーポくん」ら巨人戦で始球式 東京Dで消防、海保マスコットも
共同通信