聖書の授業、義務化通達 米オクラホマ州の教育長
【ニューヨーク共同】米南部オクラホマ州のウォルターズ教育長は27日、公立学校の授業で聖書を取り上げることを義務化すると通達した。米メディアが報じた。南部ルイジアナ州では教室に旧約聖書の十戒の掲示を義務付ける州法が成立しており、公立学校に宗教を持ち込む動きが広がっている。
通達は「聖書は必須の歴史的、文化的な規範だ」とし、授業で教えることで「生徒たちは米国にとって大事な価値観や歴史を理解できる」と主張した。
オクラホマ州教育長は直接選挙で選ばれ、政治色が強い。ウォルターズ氏はキリスト教右派の福音派を支持基盤とする共和党の候補として当選し、昨年1月に就任した。
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