熊本商高空手部の名監督、米寿迎えた大門さんが教え子に気合注入
![熊本商高空手道部員に交じって、稽古で号令をかける大門伝さん(手前右)=22日、熊本市中央区](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2024-06/IP240622TAN000017000_02.jpg?itok=j303RJqB)
![米寿を祝う会で講演する元熊本商高空手道部監督の大門伝さん=22日、熊本市中央区](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2024-06/IP240622TAN000018000_03.jpg?itok=yA-QhUCu)
熊本県の熊本商高空手道部を長年指導し、全国区の強豪に育てた大門伝さん(88)=熊本市西区=の米寿を祝う会が22日、熊本市中央区神水の同高武道館であり、かつての教え子らが恩師との旧交を温めた。
大門さんは1965年から20年間、熊本商高空手道部の監督を務めた。76年から全国高校選手権の男子団体組手で3連覇したほか、個人戦でも数多くの高校日本一を輩出した。
この日は教え子ら約70人が参加。在校生の部員や自身が開く道場に通う子どもたちが演武を披露した。稽古では、在校生らに交じって大門さんが号令をかけ、突きや蹴りを繰り返した。時折、大門さんが「声が小さい!」と気合を入れると、会場に往時を懐かしむ笑顔が広がった。
講演もあり、大門さんは「最近の空手道はスポーツ化して点取りゲームの傾向を強めているが、礼儀作法や相手への思いやりといった『道』も追い求めてほしい」と後輩たちにエールを送った。(渡辺哲也)
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