移動販売、見守り活動で協定 南阿蘇村、グリーンコープや社協と連携
![協定書を手にする左からグリーンコープの小林香織理事長、南阿蘇村の吉良清一村長、村社協の荒牧カヨ子副会長=17日、同村](/sites/default/files/styles/crop_default/public/2024-06/IP240617TAN000018000_02.jpg?itok=fUs9AIn8)
南阿蘇村は17日、グリーンコープ生活協同組合くまもと(熊本市)と村社会福祉協議会と、移動販売や住民らの見守り活動に関する協定を結んだ。
グリーンコープは熊本地震発生直後に復興支援を開始。毎週火曜に災害公営住宅4カ所で移動販売を続けてきた。昨年12月には、配送スタッフが80代女性の体調不良に気付き、村社協に連絡して支援につなげたという。継続的な事業とするため、協定締結を決めた。
締結後も移動販売は継続し、住民の要望があれば巡回地を増やすことも検討する。見守りでは、グリーンコープが住民の異変を察知した場合、連絡を受けた村と村社協が対応する。業務委託ではないため、村や村社協の支出は発生しない。
村役場での協定締結式で、吉良清一村長とグリーンコープの小林香織理事長(49)、村社協の荒牧カヨ子副会長(76)が署名した。小林理事長は「人と人のつながりを大切に、住み良い村にするための一役を担いたい」と話した。(中島忠道)
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