子ども支援拠点に銀行の支店活用 埼玉りそな「共創空間へ」
![インタビューに応じる埼玉りそな銀行の福岡聡社長](/sites/default/files/images/newspack/2024-06PN2024061501000786.-.-.CI0003.jpg)
埼玉りそな銀行の福岡聡社長(59)が15日までに共同通信のインタビューに応じ、埼玉県内の支店と自社施設を改装し、貧困家庭の子どもなどを支援する拠点を年内にも2カ所新設する方針を明かした。「本来業務の枠組みを超えて、銀行を地域と共創する空間にしたい」と意欲を見せた。
2カ所は同行の研修センター(さいたま市)と、西川口支店(同県川口市)。学校や家庭に居場所がない子どもや、貧困家庭を支援する団体に活動拠点として利用してもらう。福岡社長は、にぎわい創出に取り組む事業者なども誘致することで「誰もが安心して暮らせる街づくりを目指す」と語った。