レッサーパンダ「杏香」1歳、すくすく成長 熊本市動植物園
熊本市動植物園(東区)で生まれた雌のレッサーパンダ「杏香[あこ]」が1日、1歳の誕生日を迎えた。昨年6月の誕生以来、順調に成長しており、この日は職員から贈られたリンゴやササ、ニンジンなどで作ったケーキを元気よく食べた。
杏香は、父かぼす(5)と母シンファ(4)から誕生。飼育担当者によると、生後2カ月で巣箱から出て眠るようになり、3カ月で木登り、9カ月では木の実を食べるなど大人に近づいている。当初140グラムだった体重は現在、シンファと同じ約6・5キロになった。
「初めての繁殖で不安と緊張の1年だった。皆に愛される存在になってくれてうれしい。今後も健康に育ってほしい」と同園。普段はシンファとともに、じゃれ合ったり、走り回ったりしてにぎやかに過ごしているという。
1歳を記念して、来園者から募集した杏香の写真168枚を、レッサーパンダ舎の通路に今月末まで掲示している。(諌山美羽)
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