イラン核交渉責任者交代 米制裁解除見通せず
![昨年12月、記者会見するイランのバゲリ氏=東京都港区](/sites/default/files/images/newspack/2024-05PN2024052601001277.-.-.CI0003.jpg)
【テヘラン共同】イランの国防、外交の政策全般を統括する最高安全保障委員会(SNSC)が今年3月、バゲリ外務次官(当時)が務めていたイラン核合意再建交渉の交渉責任者の役割を解き、後任にシャムハニ前SNSC事務局長を任命していたことが26日、分かった。政府高官が共同通信に明らかにした。
停滞する核交渉の立て直しを図る狙いとみられる。バゲリ氏は交渉チームにとどまるが権限を失い、降格となる。米国の制裁が解除される見通しがない中、SNSCはバゲリ氏を責任者として適任ではないと判断した。
シャムハニ氏はSNSC事務局長として昨年、中東の大国サウジアラビアと国交正常化を実現した立役者。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「国際」記事一覧-
中国、G7声明に反発 「偏見とうそに満ちている」
共同通信 -
比、中国軍などの「攻撃的行動」を非難
共同通信 -
安倍派幹部、衆院委員会にずらり 立民・野田氏「総決算の舞台」
共同通信 -
ルワンダ30年、長崎で追悼式 駐日大使「虐殺に反対の声を」
共同通信 -
中国海警局、フィリピン船を臨検 南シナ海、「故意に衝突」と主張
共同通信 -
プーチン氏、18日に訪朝 24年ぶり、軍事協力を協議か
共同通信 -
イスラエル戦時内閣が解散 戦闘継続、極右の発言力増か
共同通信 -
北朝鮮もプーチン氏の訪朝発表
共同通信 -
ロシア大統領が18~19日に北朝鮮訪問
共同通信 -
イスラム大巡礼で14人死亡 ヨルダン人、酷暑で不調訴え
共同通信