JR西、カスハラはサービス中止 弁護士に相談する体制整備

共同通信 2024年5月24日 16:33
 カスハラから従業員を守るための基本方針を公表するJR西日本の長谷川一明社長=24日午後、大阪市
 カスハラから従業員を守るための基本方針を公表するJR西日本の長谷川一明社長=24日午後、大阪市

 JR西日本は24日、従業員をカスタマーハラスメント(カスハラ)から守るための基本方針を公表した。乗客らからの不当な言動にはサービスや商品の提供を中止することもあると明記。従業員が個別に弁護士へ相談する体制も整える。ホテルなどを含めたJR西グループ全体に適用する。

 同日記者会見したJR西の長谷川一明社長は「従業員の安心安全や人権を守ることが、良いサービスを提供する必須要件だ」と述べた。

 基本方針は、カスハラの具体的な事例として(1)腕をつかんだり差別的な発言をしたりする身体的・精神的な攻撃(2)従業員を無断で撮影するなどのプライバシー侵害(3)電話や対面での長時間拘束―などを挙げた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧