保育所整備へ交付金予算が不足 中核市長会、確保を緊急要望

共同通信 2024年5月22日 17:14
 中核市市長会会長の木幡浩福島市長
 中核市市長会会長の木幡浩福島市長

 保育所などの新設や改修に充てる国の交付金予算が不足し、自治体の事業計画に支障が出ていることが22日、分かった。自治体の申請額が想定より早く国の予算上限に達したため。全国62市でつくる中核市市長会は同日、東京都内で開いた総会で国に十分な予算確保を求める緊急要望をまとめた。

 交付金は「就学前教育・保育施設整備交付金」。所管するこども家庭庁は2024年度の第1次交付額として、全国359市区町村に計約621億円を内示している。

 会長の木幡浩福島市長は総会で「これだけ少子化が進んで子どもたちへの対策が非常に重要になってきている中で、急に予算がなくなった。施設整備に大きな影響が出る」と強調した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧