ラファから10万人退避 支援物資遮断で危機
【ニューヨーク共同】国連は9日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファへのイスラエル軍による限定的な地上作戦で、ガザのほかの場所へ退避した人が作戦開始の7日から約10万人に上ったと発表した。ガザへの人道支援物資の供給は遮断されており、退避先でも食料不足は深刻。ラファでは燃料も尽きかけていると危機を訴えた。
国連のハク事務総長副報道官が記者会見で明らかにした。ラファには約120万人の避難民が密集していた。
国連児童基金(ユニセフ)も9日、ガザで電力や水の供給に使う燃料が不足し、子どもたちが命の危機にさらされているとする声明を発表した。
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