ラファから10万人退避 支援物資遮断で危機

共同通信 2024年5月10日 08:28
 9日、パレスチナ自治区ガザ・ラファ東部から西側に退避する住民(ゲッティ=共同)
 9日、パレスチナ自治区ガザ・ラファ東部から西側に退避する住民(ゲッティ=共同)
 米ニューヨークの国連本部
 米ニューヨークの国連本部

 【ニューヨーク共同】国連は9日、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファへのイスラエル軍による限定的な地上作戦で、ガザのほかの場所へ退避した人が作戦開始の7日から約10万人に上ったと発表した。ガザへの人道支援物資の供給は遮断されており、退避先でも食料不足は深刻。ラファでは燃料も尽きかけていると危機を訴えた。

 国連のハク事務総長副報道官が記者会見で明らかにした。ラファには約120万人の避難民が密集していた。

 国連児童基金(ユニセフ)も9日、ガザで電力や水の供給に使う燃料が不足し、子どもたちが命の危機にさらされているとする声明を発表した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧