ロシア南部で戦術核演習準備 ウクライナ戦で欧米威圧

共同通信 2024年5月6日 17:51
 ロシア軍による弾道ミサイル「イスカンデル」の発射演習=2022年2月、ロシア南部アストラハン州(タス=共同)
 ロシア軍による弾道ミサイル「イスカンデル」の発射演習=2022年2月、ロシア南部アストラハン州(タス=共同)

 ロシア国防省は6日、ウクライナ侵攻の拠点となる南部軍管区で、プーチン大統領の指示を受けて「非戦略核兵器」の使用を想定した演習の準備を始めたと発表した。戦術核兵器を意味するとみられる。核使用も辞さないとの姿勢を示してウクライナ支援を続ける欧米を威圧する狙いだ。

 国防省は欧米の「挑発的発言や脅迫」に対応し、領土と主権を守るためだと主張している。

 ロシアはプーチン氏の通算5期目の大統領就任式を7日に、対ドイツ戦勝記念日を9日に控え、核戦力を誇示して国内の結束も図る。

 今回の演習は空、海軍で編成するミサイル部隊が参加し、兵員や兵器の即応体制を強化するとしている。(共同)

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧