平和の尊さブラジルで訴え 被爆者女性、首相と面会
【サンパウロ共同】ブラジルを訪問した岸田文雄首相は4日、最大都市サンパウロで同国在住の被爆者と面会した。そのうちの一人、広島出身の渡辺淳子さん(81)は2歳の時に黒い雨に打たれた。被爆者の立場から原爆の恐ろしさ、平和の尊さを教育現場などで演劇を通じて訴えている。
渡辺さんには黒い雨の記憶はない。20代半ばで日本人移民の妻になる「花嫁移民」としてブラジルに移住した。40歳を目前に一時帰国した際に親から打ち明けられ、自分が被爆者だと初めて知った。親は差別を恐れ、伝えずにいたという。60歳で「在ブラジル原爆被爆者協会」に参加。原爆の惨禍を伝える活動を始めた。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「社会」記事一覧-
栃木、殺人容疑で指示役再逮捕へ 夫婦焼損遺体で2人目
共同通信 -
マンションに19歳女性遺体 大阪、殺人容疑で知人の男逮捕
共同通信 -
マンション遺体は住人の19歳女子大学生
共同通信 -
能登観光復興へ「輪広げる」 石川・七尾の道の駅が再開
共同通信 -
石川県が「心のケア」拠点設置へ 地震被災者の不安、悩みに対応
共同通信 -
遺体発見のマンション、19歳女性が契約
共同通信 -
野外ライブで7人搬送、名古屋 熱中症か、命に別条なし
共同通信 -
マンションに女性遺体、殺人容疑で男逮捕
共同通信 -
結婚・育児支援、1割程度 障害者ホーム全国調査
共同通信 -
万博「ミャクミャク」像に落書き 大阪市役所前、府警が捜査
共同通信