ガザ戦闘終結、受け入れず イスラエル首相、米国務長官に

共同通信 2024年5月1日 21:55
 イスラエル中部テルアビブで人質の家族と話すブリンケン米国務長官(右)=1日(ロイター=共同)
 イスラエル中部テルアビブで人質の家族と話すブリンケン米国務長官(右)=1日(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は1日、エルサレムでブリンケン米国務長官と会談し、イスラム組織ハマスとの戦闘終結を含む合意は受け入れないと伝えた。地元メディアが報じた。ハマスが恒久停戦の要求を取り下げなければ合意はなく、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファに侵攻するとも述べた。ブリンケン氏はイスラエルが計画するラファへの侵攻に反対との立場を改めて強調した。

 これに先立ちエジプト当局筋は、ハマスがエジプトを通じイスラエル側の提案に対する修正要求を文書でイスラエル側に渡したと明らかにした。カタールメディアが伝えた。最終的な回答は後日提出するとみられる。

 ブリンケン氏はネタニヤフ氏との会談に先立ってヘルツォグ大統領と会い「合意に至らないのはハマスのせいだ。これ以上の遅れや言い訳は許されない」と強調、ハマスに休戦合意の受け入れを迫った。

 ハマスは恒久停戦を求めている。間接交渉でイスラエルは、人質解放後に恒久停戦を議論する用意があるとの譲歩案を示したとされる。

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