ワインの醸造技術を真剣吟味 関東信越国税局で研究会
ワインの醸造技術を高め合う「関東信越ワイン醸造研究会」が25日、さいたま市の関東信越国税局で開かれた。同局管内の茨城、栃木、群馬、埼玉、新潟、長野の6県のワイナリーが対象。参加者はワインの科学的知識を学びつつ、醸造家が腕によりをかけて造った一品を真剣に吟味した。
研究会では酒類総合研究所(広島県東広島市)の清水秀明主任研究員が、醸造に使う酵母によって味わいが変わることなどを解説。「科学で分かった技術や知見を駆使することもワイン造りには大事だ」と語った。
利き酒会には50本のシードルやワインが並んだ。参加者は同局の専門家が特徴を数値化したグラフを参考に、出来栄えを確かめていた。
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