厚労省、企業年金の成績開示へ 他社と比較、利益向上狙う

共同通信 2024年4月24日 19:48

 厚生労働省は24日、企業年金の運用成績などの情報を開示する方針を決めた。社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の部会が了承した。成績を他社と比較できるようにすることで運用を効率化し、加入者の利益を向上させる狙い。政府が25年の通常国会に提出する予定の年金制度改革関連法案に盛り込み、開示項目などを24年末までにまとめることを目指す。

 企業年金は、公的年金である国民年金、厚生年金とは別に主に企業が運用する私的年金。給付額があらかじめ保証されている「確定給付企業年金」と、従業員が商品を決めて運用の結果により年金額が変動する「確定拠出年金」がある。加入者は22年度末で計約1700万人。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧