自民・宮沢氏が議員辞職願を提出 「不祥事重なり決意」

共同通信 2024年4月23日 18:07
 議員辞職願を提出後、記者団の取材に応じる宮沢博行衆院議員=23日午後、国会
 議員辞職願を提出後、記者団の取材に応じる宮沢博行衆院議員=23日午後、国会
 自民党安倍派の宮沢博行衆院議員
 自民党安倍派の宮沢博行衆院議員

 自民党安倍派の宮沢博行衆院議員(比例東海)は23日、額賀福志郎衆院議長に議員辞職願を提出した。提出後、国会内で記者団の取材に「私の不祥事が重なり、辞職を決意した。政治不信を増幅しかねないということもあった」と語った。不祥事の内容については「週刊誌に出る」とだけ話し詳細な説明を避けた。自身の女性問題が原因とみられる。

 宮沢氏は派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、昨年12月に防衛兼内閣府の副大臣を辞任していた。裏金事件に関し「多くの仲間は身の潔白を証明したいと思っているが、派閥からしゃべるなと言われている」などと派閥幹部を公然と批判し、注目を集めた。

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