サクラマチクマモトに免税カウンター復活 増加するインバウンドに対応
熊本市中央区の大型商業施設サクラマチクマモトに、免税カウンターが復活した。施設内22店舗の免税手続きを担い、増加するインバウンド(訪日客)に対応する。
施設を運営する九州産交ランドマーク(熊本市)が地下1階に設けた。免税カウンターは2019年の開業時にもあったが、新型コロナウイルス禍で休止していた。熊本空港と香港、台湾・台北を結ぶ航空路線の運航をきっかけに、両地域からの観光客が増えていることから再開を決め、今年2月の仮オープンを経て、15日に本格稼働した。
5人が交代で常駐し、全員が英語で対応するほか、韓国語や中国語を話すスタッフもいる。各店舗で対応している12のテナントを含めると、物販を扱う店舗の約6割で免税手続きが可能になった。
九州産交ランドマークの山本高史営業統括部長は「免税に対応できる店舗はさらに拡大する予定。外貨両替機の設置などのサービス強化も検討したい」と話した。(田代智也)
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