アフリカの妊婦死亡率130倍に 欧米と比較、世界人口白書

共同通信 2024年4月18日 12:00
 子どもをおんぶするアフリカ・カメルーンの女性たち=2023年11月、ヤウンデ(ゲッティ=共同)
 子どもをおんぶするアフリカ・カメルーンの女性たち=2023年11月、ヤウンデ(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】国連人口基金(UNFPA)は17日、2024年版「世界人口白書」を発表した。妊娠や出産時の合併症による、サハラ砂漠以南のアフリカに暮らす女性の死亡率は、欧米諸国と比べて約130倍になると推計。出産する場所が「生きるか死ぬかの分かれ目になっている」と地域格差の問題を訴えた。

 今年の白書は女性に焦点を当て「性と生殖に関する健康と権利」の不平等を分析。白書によると、世界全体の妊婦の死亡率は00年と比較して20年には34%減少。15~19歳の少女の出産は00年以降に3分の1減った。過去約30年で「大幅な進展があった」とまとめた。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧