イラン、反撃への警戒態勢に 要員退避や船舶護送と米紙報道

共同通信 2024年4月18日 10:02
 イスラエル南部を走行する同国軍の戦車=17日(ゲッティ=共同)
 イスラエル南部を走行する同国軍の戦車=17日(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは17日、イラン空軍がイスラエルによる反撃に対する迎撃準備に着手、海軍がイラン商船の護送準備をするなど、警戒態勢を取り始めていると伝えた。イラン革命防衛隊の拠点が多数あるシリアでは、幹部要員らが退避を始めた。イラン、シリア両当局者の話としている。

 イランが13日深夜から14日未明に実施した大規模攻撃後、イスラエル戦時内閣は対応を協議。反撃の必要性では一致しているものの、標的や場所、時期については最終的な結論に至っていないとみられる。

 イランの要人殺害や核関連、軍事関連施設への攻撃などが取り沙汰されている。

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