3月訪日客、初の3百万人超 四半期で消費1・7兆円
政府は17日、3月に日本を訪れた外国人客は推計308万1600人だったと発表した。単月で初めて300万人を突破し、過去最多となった。外国人の宿泊や買い物などの消費額(速報値)は1~3月で1兆7505億円に上り、四半期ベースで最高を記録。外国人にメリットがある円安が大きく寄与した。政府は岸田文雄首相が出席して観光立国推進閣僚会議を官邸で開き、今後の観光政策を巡り議論した。
訪日客の回復傾向が続けば、年間でもコロナ禍前の2019年の3188万人を超える可能性がある。都市部に集中しており、地方への誘客のほか、交通機関の混雑、ごみのポイ捨てなどで住民生活に影響が出る「オーバーツーリズム(観光公害)」対策が課題だ。
これまでの単月での訪日客最多は19年7月の299万1189人。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「暮らし・話題」記事一覧-
奇跡の夜景をPR、青森・むつ市 闇に浮かぶ「光のアゲハチョウ」
共同通信 -
図鑑のような展示に挑戦、和歌山 すさみ町、エビカニ水族館
共同通信 -
スカイレールが運行終了、広島 国内唯一のシステム
共同通信 -
クジラの恵みに感謝 和歌山・太地町で供養祭
共同通信 -
長谷寺で「ぼたん献花会」 奈良・桜井、華やかにお練り
共同通信 -
がしゃんと豪快「炮烙割」 京都、壬生狂言始まる
共同通信 -
明治から120回「有田陶器市」 愛好家や観光客ら品定め
共同通信 -
障害者の賃金4倍に、宮城 待遇改善へ「脱福祉」運営
共同通信 -
高知・香南「どろめ祭り」 酒豪自慢、飲みっぷり競う
共同通信 -
白鳥、押し合いへし合い シベリア帰る前に一休み、稚内
共同通信