ブタ腎臓移植の男性退院、米国 透析治療からの離脱に「感激」

共同通信 2024年4月4日 09:23
 ブタの腎臓移植を受けたリチャード・スレイマンさん(右から2人目)と担当医ら(米マサチューセッツ総合病院提供・共同)
 ブタの腎臓移植を受けたリチャード・スレイマンさん(右から2人目)と担当医ら(米マサチューセッツ総合病院提供・共同)

 【ワシントン共同】米マサチューセッツ総合病院は3日、末期腎不全の治療としてブタの腎臓の移植を受けた60代の男性患者が退院したと発表した。3月16日に手術を受けてから2週間余り。順調に回復してきており、自宅で療養を続ける。

 男性はリチャード・スレイマンさん。「何年にもわたる透析治療の負担から解放され、家族や友人、愛する人たちとの時間を再び過ごせるようになって感激している」とコメントした。

 使用したブタは、移植後の拒絶反応を避けるため遺伝子操作してあった。今後は腎臓が体内で機能し続けるかどうかが焦点となる。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧