FRB、利下げ時期「見計らう」 パウエル議長、指標を注視

共同通信 2024年4月4日 05:23
 FRBのパウエル議長(ロイター=共同)
 FRBのパウエル議長(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は3日、政策金利の引き下げを「年内のある時点で始めるのが適切だ」とし、経済指標の動向を注視して「早過ぎず、遅過ぎず、適切な時期を見計らっている」と述べた。米西部カリフォルニア州でのイベントで語った。

 市場では6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ開始を決めるとの見方が優勢になっている。パウエル氏は利下げが時期尚早だと「インフレ抑制の進展が止まるリスクがある」とする一方、遅過ぎると「労働市場や生産が弱くなる」と指摘。適切なタイミングを見極めることは「非常に難しい」と言及した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「経済」記事一覧