虐待の死亡児童28人、過去最少 23年、虐待被害は最多

共同通信 2024年3月28日 17:13

 23年に虐待事件によって死亡した18歳未満の子どもは前年比9人減の28人で、過去最少だったことが28日、警察庁のまとめで分かった。28人のうち、無理心中や出産直後の死亡は11人いた。死亡児童数は近年減少傾向にある。警察庁の担当者は、虐待防止に対する社会の意識の高まりや、関係機関の連携強化で一定の効果が出ているとみている。

 死亡児童数の集計は04年から始まり、最多は06年の111人。徐々に減少し、これまでの最少は18年の36人だった。21年からは3年連続で減少している。

 一方で23年に虐待事件の被害者となった児童は、前年比201人(9・1%)増の2415人で過去最多となった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧