心臓移植の女児が支援に感謝 募金5億円超を引き継ぎ、川崎
拡張型心筋症と診断され、募金活動を経て昨年国内で心臓の移植手術を受けた川崎市の小学6年五十嵐好乃さん(12)が27日、両親と市内で記者会見を開き「ドナーになってくれた胸の中のお友達と一生懸命生きていく」と感謝を述べた。活動で集まった計約5億3800万円から運営費用などを差し引いた5億3550万円を国内の移植医療を支援する団体などに引き継ぐ。
好乃さんは米国での移植手術を目指し、同級生や地域住人らが中心となって22年2月に「このちゃんを救う会」を発足した。22年11月から募金活動を始め、約4カ月間で目標の5億円に達成した。23年夏に国内でドナーが見つかり、手術を受けることができた。
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