薬の不足状況、随時公表へ 厚労省HPで、4月から
風邪薬などの医薬品の不足が長引いており、厚生労働省は4月から、医療用医薬品の限定出荷や出荷停止の情報を同省ホームページ(HP)で随時公表する。供給不足の薬の情報を医療機関や薬局が即座に把握できるようになり、代替薬準備などの対応に役立ててもらう。
医薬品の製造販売企業が、供給不足や限定出荷などが生じた場合に厚労省へ報告。同省はそれらの内容を集約、整理した上で、製品名や企業名、改善が見込まれる時期、代替できる薬といった情報をHP上で随時更新する。
現在は日本製薬団体連合会(日薬連)が供給状況を月に1回調査して公開しているが、即時性のある情報を求める声があった。
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