再審公判中の袴田巌さん88歳に 姉「100までは生きて」
1966年に静岡県の一家4人が殺害された事件で死刑が確定し、再審公判中の袴田巌さんが10日、88歳の誕生日を迎えた。支援者らが浜松市内の自宅で祝い、姉ひで子さん(91)は「拘置所から出て10年。100までは生きてほしい」と弟の長寿を祈った。
支援者から袴田さんが好きな赤色の花や爪切り、緑色のシャツがプレゼントされた。袴田さんは「(シャツは)毎日の生活で着ていく。自動車で出る時」と満足げな表情を見せた。午後には実際に着用して日課のドライブに出かけた。
年内に判決が出るとの見通しもあり、ひで子さんは「あと半年で決着。無罪であることだけは確信している」と気丈に話した。
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